旅立ちの季節

2002年4月1日
また、春が来た。
新しい世界へ旅立つ人たち・・・。
去年は、うつろな目で見ていた。

私は就職という道を捨てた。
彼と一緒に「生きていく」ことを選んだのだ。
そんな私への世間の目は冷たい。

「義務を果たさない愚か者」

表し方は違えど、多くの人からそう扱われた。
ひどく傷ついた。
傷つく私を見て、さらに「傷つくお前が悪い」と、さらに追い込もうとする人たちもいた。
「楽な道選びやがって!俺はつらい就職活動に耐えてるんだから、お前よりえらいんだ!」そういってはばからない人もいた。
自分でもそう思った・・・。

今思えば、そんなに小さくなることはなかったのだ。
私は、彼と一緒に生きるために、すべてを放り投げたわけじゃない。
彼に「おんぶしてくれ」と覆いかぶさったわけでもない。
流れに逆らって生きるのは、彼らがいうほど楽じゃない。

一人の人と、一生一緒に生きていくこと。
それはすごいエネルギーのいること。
確かに今は、義務を果たしているとはいえないだろう。
でも、更なるステップへの準備は着実に進んでいる。

私がお互いに輝くために選んだ人。
間違いはなかったと思う。

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