心理学を学ぶことは、私にとって微妙なことでした。。

知ったことは、まず「自分に当てはまるかどうか」を考えてしまう。
その結果があっているのかわからないものの、知ってしまったからには結果を無視することはできない。
知れば知るほど自分が見えてきてしまう。
自分が自分のことを一番知っていて、他人には理解不能だから、相談しても意味のないことだと思えてならなかった。

でも、一人では自分がくいを打った場所から離れることが出来ず、ぐるぐると遠くの自分を見るに過ぎなかったのだ。
一人で旅するには限界があるもの。
だからこそ、人の目が気になるのかな・・・。
他人は意外に、自分が見るところより近いところで“私”を見ていたりする。
だからこそ、怖い。
他人の態度は

       自分を映す鏡

私、これにも縛られてたと思う。
他人の鏡に映った自分を見たくないから、心理学を学んで、自分を知ろうとしたんじゃないかな?
どちらにもすごく固執していた。

けれども今は、心理学で見る私も、他人が映し出す私も、「私のすべてじゃない」っていえる。
うすうす感じていたけど、今だからこそいえる。

精神医学では、私は精神病患者ということになる。でも、その症状は私の彼にとって、「彼女の中で一番好きな部分」でもある。
自分のなかのひとつにこだわっては、きりがない。それは底のないものだから(みえないものだからこそ惹かれる?)。
全体をぽわーんとみること、そしてバランスをとること、それが大事なんじゃないかな。

バランスのとり方は、人それぞれ。
私のは何かな?この日記?彼との他愛もない会話?ピアノ?絵を描くこと?本を読むこと?山に登ること?
きっと、これらがちょっとずつ担っているんだろう。
「相談する人を5人持とう」と一緒のことなんだろうな。

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