弟の気持ち

2002年6月24日
病院に通い始めてからというもの、私は元気になっていっています。
そう感じるとき、あぁ、心の病気になったことのない人には、わかりづらい症状だなぁと思うのです。
私の場合、症状がありすぎて「何が一番困っているの?」ときかれると困ってしまっていました。でも、今は、「被害妄想」が一番困っているといえます。幻覚は、かなり前からなので、案外平気で対処できます。でも、幻覚をみるということは、いけないことなので治すようにしています。あぅ。 

最近、弟からメールが届くようになりました。しかも!私のことを尊敬してるから、ちゃん付けで名前を呼ぶのではなく、おねえちゃんと呼ぶようにするというのです。今までは、みんなが必死にアドバイスをするのに、「みんなは、ぼくにアドバイスをするという形で馬鹿にし、自分のプライドを守ってるんだ」と家族から離れていました。
その弟から、尊敬して「お姉ちゃん」といわれるとうれしいです。

「そうじゃないんだよ。馬鹿になんかしてないよ。みんな、そんなに弱くはないし、仕事のできる人間でもないけど、あんたのことホントに心配して、自分のできることで助けようとしているのよ。」と、彼が怒りのメールを送ってきたときに、メールで返しました。それがよかったようです(逆効果にならないか、心配でした・・・)。
後、「みんなが自分を馬鹿にしてアドバイスしようとしていると思ってるようだけど、人が一生懸命アドバイスしていることを、馬鹿にしているのに、聴くふりだけして(←ここ重要)、最後には否定しまくるっていうことのほうが失礼じゃないの?」と伝えたこともよかったようです。ほんと、聞くふりの演技が上手なのです。。そうやって、彼はみんなからの信頼をなくしていっていました。

メールではなく、わざわざ電話でごめんなさい。許してね。といってきました。
わたしはもともと、応援してるだけで、そんなに怒ったりはしてなかったので、「わかってくれたのなら、気にすることはないよ。一緒にがんばろうね。と伝えました。

祖母の兄弟で、昔好き勝手にしてて、今になって人のために生きようとしている人がいました。その人がそういったのを聞いて、母とおばが「そんなの遅いよね。絶対面倒見たくない。」といったのを聞いたことも家族に戻ってきた理由のようです。
僕もそうかも!これは危ないと気づいたらしい。

この前、私のことを心配してか、自分が受けているホームヘルパーの講習がとてもいいから、おねえちゃんも受けてみない?と誘ってくれました。じぶんだけじゃ、家族を支えられないし、病気経験者のお姉ちゃんなら、小学生のころからボランティアしてて、大学でお勉強してるから、もっと人の役に立てると思う。だから、ぼくと一緒にがんばってくれない?といってくれました。
そうやって、自分がくじけそうだから、助けてくれない?という形で、私に勧めてくれるなんて・・・。おねえちゃん、感動しました!(おそらく、一人でも大丈夫なんだと思います。)

今、弟が中心となって、家族の絆が結ばれつつあるのを感じます。病気のほうも、薬のおかげで安定してるし!幸せです。

メッセージありです。

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