長い目で見る

2003年5月6日
妊娠して、なぜか明るくなってきた私。
きっと、生きがいができてきたからじゃないかな?
仕事もできず、何かに所属することもできなかったから、必死に暇つぶしをしていたようなもんだった。
誰かをうらやむ自分が嫌いだった。
病気のことを理解して、少しでもよくなるようにしてたけど、やっぱり、事態が変わらないことには治らないもんだなぁ。

将来のためにといろいろ考えては、やろうとして失敗して、よれよれになって・・・。
結局、「大学は行っただけ」って言われてもしょうがない状態になってしまった。
自分では、大学にいったことは意味があったと思うけど、就職して働かねば意味がないと考える人には、わかってもらえないだろうな。

結婚してしばらくは後悔の毎日で、たいしたことじゃなくても、すぐに自殺することを考えていた。
自殺というよりは、消えることを考えていたといったほうがいいんだろうか?
体が健康であっても、自殺を考えるというのは、やはり病気って言っていいんじゃないかな?
私のは、体から始まったんだろうか?それとも心から?
いまはなんで、死のうとか、自分を傷つけるようなことをしなくなったんだろうか?
もう、正社員で働くなんてことは、夢のまた夢の状態になったのに。
人生に失敗したって人は言うかもしれないけど、私はこの子に助けられたんだなぁとおもう。
そして、いつも私の存在を求めてくれる彼もまた、私を救ってくれたんだよね。

病気の波はまたやってくるかも知れないけど、人生はもっと長く見ないといけないんだろう。
あまりにも、あせりすぎていたように思う。
これからは、子どもの成長という時間の流れはあるけど、私が追われていた“タイムリミット”はなくなった。私のペースってとてもゆっくり。

病気の人がいるとき、どういうことが効いたよという話をする。
私自身、そうしてもらったことにはとても感謝していたので、誰かのためになりそうな情報があったら、伝えたいと思っていた。
実際に、そうしてきたけれども、その効果ってきっと微々たる物なんだろうな。
結局、私は何もできないのかな?
痛みが伝わってきても、何もできないままなのかな?

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