悲しき習性

2003年6月13日
お留守番犬
そう呼ばれたことがあった。
付き合いの短い人に、なんだか、私の染み付いてしまった性質を言われているようで、悲しかった。


幼い頃から、永遠を捜し求めていたように思う。
ずっと変わらないでいてくれるものを。


私たち兄弟をペットとよんだ人
「おいで」
と手を広げられ、そばに行くと
「うっとうしいから近づくな、あっちにいけ」
と拒まれた。

「かわいいって言ってあげたいけど、できない」
あるときそういわれた。
たぶん、一番気持ちを言い表していたんじゃないかな?
何かあったとき、半狂乱と言っていい状態だったから、もう抑えることができないところまで来ていたんだろう。
父にも見せなかった母の顔。
その一面を、私の夫は「留守電」と言う形で聞いている。
誰も信じてくれなかったけど、実際聞いてしまうと否定の仕様がないものらしい。

あの恐ろしい声。もう二度と聞きたくない。
母の病気が悪化しませんように・・・。

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