ひきこもりって?

2003年7月5日
なんだかつわりみたいな気持ち悪さ。
たまに食欲があって食べるけど、吐きたくなる。
もうこの時期から胃を圧迫されちゃっているのかな?

タイ料理が食べたいわ。
でも、すごくおいしかったあの店はつぶれてしまったものね。
食べたい思いだけが募る。
おいしそうなオーラを出していた串カツのお店。いけないまま、ご主人が亡くなって閉店。人柄もよかったと言う話で、とても残念。
幻の串カツ・・・。


NHKのHPで、「ひきこもり」をテーマにやっているところがあった。
全部は読めていない。
でも、よんでみるとなかなか的を得たことを書いてくれている気がする。
大抵のところは、なんといったらいいのかな・・・わかってないよ。といいたくなることが多いもの。特にテレビ。
多岐にわたることだから、まとめるなんてできないよね。
もっと、取り扱う範囲を絞らないと。

私は体の疾患と精神病で外へいけないときがあった。今も軽く残っている。
「ひきこもり」と言われる状態は、そのような原因を持つ人とは区別されるものみたい。
でも、家族にして欲しいところや、周りに援助して欲しいところは似たところがある。
ちょうど中間みたいなところを彷徨うことがあるからかな?

弱虫と扱われるけど、「それだけ弱っている状態」であることを知ってもらうことで、だいぶ違うと思う。
そんなのわかっているって言われるかもしれないけど、わかっているのとそうでないとでは大部違う。
どこが違うかというのははっきりいえないけど、「待つ」ことが変わってくる。
長い時間が必要なことが多いし、結果がなかなか見えてこないものだから、本人も回りもあせってしまう。
そう、本人もあせっている。

終わりのない苦しさに思えて、精神的にはお互いぎりぎりになる。
ホントに苦しい。

病気の場合は、完治って意味では難しいけど、薬で改善されることがある。
引きこもりの原因はわかりにくいものだけど、そこのところの見極めは大事だと思う。
薬は大嫌いだけど、薬である程度持ち上げたことが、バイトができるまで回復できた要因になっているのは間違いない。

私の家族のサポートは、逆効果になることが多かった。
「あんたはがんばれる子だから」と信じて励まし続けてくれた。私だって、答えようと必死。
結果、どんどん悪化して寝たきりになった。
今も、病気だなんて信じていない。
愛情で窒息死・・・。

私がさらに追い詰められたのは、卒論の相棒がまさに、ひきこもり状態だったってこと。
男の人だから、その状態にもっと追い詰められてただろうと思う。
でも、ものすごく腹が立つことが多かった。
彼の家族にも腹が立つこともあった。
運命共同体にさせられて、とても迷惑に感じだ。
できないのはしょうがないけど、ボイコットをすることが多いのにはまいった。
一緒に留年だなんて、とんでもないことだ。
彼の言い訳は、私を逆なでするようなことが多かった。
「自分がなにやらかしたかわかってるの?」
と私の頭は沸騰しっぱなし。

なんとか持ちこたえ、踏ん張って卒業はできた。
最後まで、彼はいろいろやらかしてくれた。
接するのが難しかった。
なにより、私には余裕がなかった。
ひきこもり状態から脱するのって、並の努力じゃできないと思う。
それだけに、ほっといていい問題ではないと思う(介入しろってことじゃない)。

彼も卒業できたけど、またひきこもりの状態に戻ってしまったみたい。
私がいなくなった後、就職が決まるまで大学にも顔を出すといっていたのに、行方がわからなくなってしまったと伝え聞いた。
私はそのとき、薬が切れてひどい状態だったから、とても連絡をとる気にはなれなかった。

いいところもあるんだけど、「余計な一言」がそれを全部つぶしていて、かかわりたくないなと言う印象を受ける。
社会では、ひきこもっていた期間が大きくひびいて、「彼」を見る前に否定されているように感じだ。
私には、一緒に卒論を提出することまでしかできない。
運命共同体にされてなかったら、知らんふりだったかもしれない。
赤の他人がかかわることって、少ないんじゃなかろうか?

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